ふと気が付くと、「あれっ私前こんなんじゃなかった、変わったな」と思うことが増えた。
その1
日本から持ってきた、とても書き心地のよい3色ボールペン。その名もジェットストリーム。わざわざ替芯を大量に持ってきたのに、まさかの本体破損 。プラスチックにヒビが入ってしまった。ここがしっかり締まらないと、全体が固定されず、ぐらぐらして書きづらいのである。
やっぱこれ大理石のせい?(←なんでも大理石のせいにしようとする私)仕方ないので、しばらくグラグラのまま使っていた。ふと、こうやったらOKじゃない?と、マスキングテープをぐるりと巻いてみた。
おっ!使える!!しかもなんかちょっと可愛くなった!と喜んだ私。でもふと、日本だったら、ソッコー捨ててたな・・・と思う。新しいものがふんだんに売ってるから、直そうという発想はなくて、少しでも不便なものはすぐに捨てて買い直すだろう。インド人も壊れたものを直しながら使っているが、それは簡単に買い換えない心からそうなっているんだよね。
その2
お気に入りのカーディガン。強く圧がかかる部分にけっこう大きな穴が。これ袖の外側で目立つ場所なんだけど、この服もう寿命かな?いやいや、なんとかなるはず!!
えっ、これ何とかなって・・・る・・・?微妙じゃない?でもまあ、穴は隠れたからいいか!
これってさ・・・いわゆるインドでよく聞く決めゼリフNO PROBLEMってやつですかね?!
日本で電化製品とか壊れた!修理しよう!と思ったら
お客様窓口等に電話
番号押せとかなんとかたらい回し
最後にどうにか繋がるも、
部品がないとか言われ終了。
新しい製品を買う方が早いよね?
みたいな流れが主流かと思いますが(え?そうでもない?)
インドでは、この部品をちょっと改造して、何となくちょいちょいやってみてハイッ直った!
という奇跡の修理屋さんがいると聞いたことがある。
まあ、電化製品でなくとも、なんとか直してだましだまし使うってのが主流。
道を走るバスとかも、昭和初期製造?みたいな、劣化半端ないやつが堂々と走ってるからね!
ドアのない方が跳び乗る時に便利↑
その3
歯磨きするとき、ボトルウォーターで磨いております。なんかもったいない、という気持ちがナチュラルに働き、今や、三口くらいの水ですべてが行えるようになった私。ブラシをひと口分の水で洗う、もうひと口の水で口をすすぐ、最後にブラシを洗う。これで三口。しかも二口目のときペットボトルに口を付けずに、口にそそぐように少量の水を口に入れる。インドではこれが主流の水の飲み方。在住日本人はみなこれを「インド飲み」と呼んでいる。これ、最も衛生的でかつ無駄がない方法なのですよ。
コップに入れたら使い切ったとしてもコップの中に必ず水滴残りますよね。あれが、いわゆる「もったいない」なのです!それにそもそも、コップだって綺麗かどうかわかったもんじゃないしね!
って力説してる私・・・ヒンディーもようしゃべらんけど、生活習慣も何も知らんけど、ちょっとインド人要素入ってきたかもしれんと思う、今日で渡印半年目。
コメント
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半年にもなるのね~!ブラボー⁉️
書きやすいボールペン分かる~私もテープ貼ってある、でも劣化してベタベタしはじめてる~息子から捨てろと言われて自分用のペンケースに移動させたら、そこまでやるかと馬鹿にされる今日この頃です。
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ペットボトルを口に付けずに飲む。
それを我が家では「インド飲み」と言っております。我が家ではまさかの水筒も「インド飲み」。
外出時は1本の水筒を持って出て、家族でインド飲みで回し飲み。
実に効率的で衛生的、かつ無駄のないエコなやり方と自負しております。
そして気づけば日本のディズニーランドに行ってもやっておりました・・・(笑)もはやインド人です(笑)
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>かんたさん
あっという間に半年!
旦那を待ってた半年よりは短かったような?!
ペン、ベタベタしてきちゃうんですね。
でも書きやすいボールペンめちゃくちゃ貴重だから、そうそう捨てられません!!
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>マダムさん
インド飲み、見た目ワイルドだけどできるようになったらかなり便利!!
そのうちビニール袋に飲み物入れて持ち運ぶようになったら、真のインド人?!
あれも便利そう~(笑)