所用がありまして、うちの子たち、
特に誰も新入生じゃないけど
お邪魔してきました。
ニューデリー日本人学校の入学式。
幼稚園で見かけていた年長さんが、
もう小学生に…。
じーん。
ここは小中合同の学校なので、ピッカピカの
中学一年生も。
すごく大人に見えるが、長女ラスカルも
来年はこうなるはずなのか。
来年はどこで何をしているのであろうか…
日本で公立?インドでインター続投?
それともここに舞い戻ってきたりして?
未来のことはわからないのだ。
インドの国歌ってどんな意味なんだろう?
ラスカルはインタースクールで知っていて
「地名ばっかりだよ」と言っていたが…
気になっていたので調べてみた。
インド国歌のタイトルは
『 Jana Gana Mana』
ジャナ・ガナ・マナ(インドの朝)
汝はすべての民の心の支配者
インドの運命を定める者
ドラビダ・ウトカラ・ベンガル地方の
パンジャブ国、シンジャブ国、グジャラート国
そしてマハラー国の民の心は、
汝の名によって目覚める
汝の名は、ヴィンドゥヤ山脈、
ヒマラヤ山脈の峰々にこだまし
ジャムナ川とガンジス川の調べにまざり合い
インド洋の波の調べに歌われる
みな汝の恩恵を求めて祈り、
賛美の歌を口すさむ
人々の救いは汝の手中にあり
インドの運命を定める者
汝に勝利あれ!
ホントだ。地名が多い!
イギリスからの独立とともにインドの国歌はあり、それ以前はイギリスの国歌を歌っていたそう。占領されるってそういうことだ。
調べてみると、インド含め他の国はけっこう
戦いの末に国を勝ち取ったー!
というような背景を感じさせる歌が多い。
一方日本の「君が代」は、
戦争の記憶と強く繋がっていて
毛嫌いする人も多い?イメージだが、
最初は恋歌だったのを少し変えたものらしい。
天皇崇拝という意味合いを取り除くと、
まあのんびりした歌だね。と思う。
日本は外国の侵攻というものを
奇跡的にあまり体験していない
珍しい国なのだよねー。
それが国歌にも現れているな。
日本だけ、ずっと「日本」。
まあ、その影にはアイヌ民族や沖縄の色々な
綺麗事では済まされないことも
多々あったとは思うのですが…
世界的に特殊な国なのは間違いないですよね。
なんてことを考えながら
暴れるフローレンを抑えながら
入学式に潜入しておりました。
新しい学期、新しい先生、
新しいことが始まる清々しさ!
ついこの間、涙のフィルミレンゲが
ここであったと思うと
涙がじわっと出てきましたが、
私たちは立ち止まることはなく、
新しい場所に進むしかないのです。
それぞれの場所で
それぞれ精一杯、頑張ろうね!
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