アンビエンスモールのキディランドで遊んでいた時のこと。ボールプールでいつの間にかボールを投げ合う、ハッチとインドの少年。年恰好からハッチより年下かな?
とても細身で可愛い顔立ちの男の子でした。
が…
ボールの投げ方が、投げるというより狙ってぶつけるみたいになったなと思って見ていたら、どんどん近づいてグーでポカポカし始めた。ハッチは笑って逃げ、sorry!sorry!と連呼。
笑ってるから大丈夫かな?と、その場にいたラスカルも手出ししなかったけど、最後にはハッチが逃げ切れず倒れ、少年が被さるようになって、ハッチが号泣。
後から聞いたら髪を両手で引っ張られていたらしい。号泣したので少年は離れました。
ボールを投げ始めてからそうなるまでの時間は1分くらいかな。側にその少年のお母さんがいて、
「あなたがやったんでしょ?!謝りなさい!!」
ときつく叱ってましたが、本人悪気なかったみたいで、? みたいな感じ。
速攻で私が止めに入り、2人にルール違反であることをハッキリさせるべきでした。反省。今後のこともあるので、ハッチにはやめて欲しい時はsorryではなく
STOP IT
と笑わないで強めに言いましょう、と指導。(英語が合ってるか不安だが)
ハッチは英語が話せなしとても優しい性格だから、なんとなく笑ってその場を穏便に収めようとしたのだろうし、謝ったらやめてくれると、とっさに思ったのかもしれない。もしかしたら日本ではそれでうまく収まるかもしれないが、インドの子どもはよくも悪くもすごいエネルギーがある。
大人もそうだよね。もしほしいものがひとつしかなかったら、日本人絶対負けるよね。WHOで言われる通例のギャグとして、「もっとも優れた会議のリーダーの仕事は、インド人を黙らせ、日本人にしゃべらせることだ」というものがあるそうだけど、すごいわかる。笑
こういう事件はもしかしたら、現地の幼稚園に行ってたフローレンは日々あったのかもしれない。フローレンと一緒に通っていたお友達が、通い始めて最初に覚えた英語が「It’s mine」だったらしい。さぞや色々なものを奪い合っていたんだろうな~。
今回の一件は、ハッチが日本人なんだなあとしみじみ感じた。私もそうだけど、いやだと素早く判断して、だれにでもわかるようにいやだとくっきり表現することがとても大事だとしみじみ実感した。あの男の子だって、いやだって言えばそこまでやらなかったかもしれない。
私がインドから教わった真理のひとつだな。嫌なことは嫌だと、躊躇せずはっきり表現する。日本の学校では、割と逆のことを教えている気がするよ。
コメント
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インド、もうそんな暑いのか…
グダグダなりそうやな。
そんでアンビエンス、面白そうなのできたなぁ~
でも外か!?!なぜに外!!
暑いヤロ!
インド人の子供はカワイイ顔して強暴なんで、気を付けんとダメやで。
手加減無しで攻撃してくるからな。
ハッチ、怪我せんでよかった
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と久々に考えさせられたシーンでした。。
これがもし、日本で起こったとしたら?とか…
アンビエンスモールは、インドでもある程度以上の人たちが来るところだと思います。
ハッチ君には高いハードルでしたね(>_<)
2つあって、言葉の問題とその裏には親の都合で外国に住んでいるという状況。
もし、自分&自分の子だったら?とも想像してみました。
とっさに止めに入り、英語で状況説明し双方のママさんとも嫌な思いを残さず和解させる…こっちもハードル高いですね。なぜなら、日本でも時によっては難しい場合もあるから。
日本人のコミュニティの中で遊ばせて、「言葉の問題」から守ってしまうのもこれまた良い改善策ではないですよね。
小さなことだったけど、海外で生活するっていうことは、こういうことなんだ、と実感しました。
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>さくもんさん
ハッチの心配してくれてありがとう。
何事も経験だとは思うので、これもまた良しとは思うのだけど、
これですべてのインド人が怖いとかにならないことを願う。
色々な人がいるのは日本も同じで、それをパーセンテージで表すのは難しい。
40度といっても湿度は低いので、まあ日本の40度よりはましかな!
帰ってくるの待ってるよ~♡
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>1185690さん
そうなんです、海外で暮らすというのは、こういうことなんだと、まさにそう思いました。
子どもを守ること、でも子どもにこの国全体を短絡的に嫌いにならせないこと、
その両方を持ってやっていくことが必要なんだと。
そのためには、もっとこの国のことを知る必要があるのですよね。
次は止めに入ろうと思います。
そして、できればコミュニケーションしたいです。