朝1番の癒しのテラスで朝ごはん。
リゾートを満喫したあとは、バンコクのスワンナプーム空港へ。
え?何コレ未来都市?!
インドからだと、場所の移動というより時間を未来に移動したみたいな・・・
そうだ、首都っていうのはこういう場所のことを言うのだった!と再確認。
この国に来てからずーっと感じていた明るさ。空気がいいとかだけでなく、タイはとても明るい。バンコクに来てやっとその理由に気がついた。
この国には身分がないんだ・・・
貧富の差はあっても、生まれつき決まっている「身分の差」がない。
だからタクシーのドライバーさんも私と同じ地平の人間で、私もここでは一般市民の旅行者なのだ。
インドではドライバーさんは何時間でも文句ひとつなく待ってくれる。
なぜなら、それが仕事っていうのもあるけど、「身分が下だから」なんじゃないかと、ず私はずっと感じていた。
メイドさんは仕事が終われば私と友達みたいにおしゃべりしたりしない。それも「身分」が下だからじゃない?
そうやって私は「ちょっと上の立場」に立たされ、そのことで三ヶ月の間、少しずつずーっと距離をおかれて、傷つき続けていたんだ・・・。
インドはどうして住む人に心地よい国に発展していかないんだろうと思ってたけど、
身分(カースト制はなくなったけど、現実はなくなってない)がとても障害になってる。
みんなに心地よい国である必要はなくて一部の人が良ければいいから、みんなでやっていこう!っていうことができない。
そう思うとなぜだか、泣けて泣けて仕方なかった。タイでインドのことを思って泣く私。
インドで聞いていた噂通り、ここは日本なのだと勘違いしそうなくらい素晴らしい品揃え。ずっと欲しかった、肉、魚、チーズ、バター、ソーセージ、お菓子、調味料など日本の製品が綺麗にズラーっと並んでいる。私は巨大なカートを押して、子供たちに厳かにこう言った…
「欲しいもの、なんでも入れていいよ」
後にも先にもこんなことを言ったのは初めてで、結局カードの上限まで買ってしまったのであった。(もともと旅行費用なども同じカードから支払っていたのが原因で、このよき買ったのは確か数万円くらいだったと思うけど)
買ったものを、タイ語ペラペラのめっちゃ洗練された美人日本人店員が迅速かつ丁寧に対応してくれた。
これらをきっちりパッキングして、保冷剤も入れて、ガッチガチに冷凍して空港まで運んでくれるのです。こういうインド在住日本人の手助けを何十年も前からしているのが伊勢丹バンコクなのです。
私はしなかったけど、伊勢丹バンコクのホームページから予約注文しておけば、買ったものを凍ったまま空港で受け取れます。予約は10日前まで。
帰り道のトゥクトゥクでフローレン(3)「喉乾いた」って。
あんなに死ぬほど買ったのに、今飲む水に事欠く。という落とし穴。あまりに過酷な買い出し(ママが私のこと見てくれない!)うえに、のどの渇きも癒してもらえないまま、泣きながら気絶就寝したフローレン。帰って買ったものを見たら誰もカートに覚えがない品物が何個も出てきた。
犯人はもちろん・・・
コメント
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お嬢様、ご趣味が渋いですね。
お菓子とかじゃないところが、油断できませんね。
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>出張のナタリーさん
上の娘もツマミみたいなのばっかり買ってます(;・∀・)一番好きな駄菓子はサラミだそう・・・
三歳の娘は何を考えてのコレか?
どっちにしても多すぎや~!!
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インドの居心地の悪さってソレかー?!そう、正に「身分が上だから、下だから」とかに全然慣れない!どんなに仲良くなっても「友達」にはなれない寂しさ、そして親しくなっても裏切られるかも?って警戒しなきゃならないって言う辛さ。
そこを乗り越えられる日が来るといいね、お互い頑張りましょー。
あ、我が家も年末プーケットなんで、また詳しく話し聞かせてね。ディワリ休暇報告会開催せんとな。
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>さくもんちゃん
身分がフツーという中で育った彼らには、
私らの戸惑いは理解しにくいんやろうなと思う。
でもだからって友達になれないとか信頼できないとかではないはず!!
そう信じよう!!
さくもんちゃんは、くるタンと心が通ってると思うよ。
プーケットは広いということがよくわかった。
是非とも報告会を♡
あっ、土産とかエンドレスになるからお互いナシでね!