インドで感じたのだけど、日本のパン屋さんに行って「普通に」売ってるパンのほとんどは
日本の独自のパンなのだよね。アンパンはもちろんのこと、カレーパン、メロンパン、クリームパン、ソーセージパンやコーンマヨパン、そしてふわふわもっちりした食パンとかも、日本のパン屋さんにしかないラインナップなのです。
じゃあインドのパン屋で何が売ってるのか?
カリカリと薄い食パン、テーブルロール、クロワッサン、みたいな感じ。the・シンプル。しかも粉の味がなんか甘くないし、ふわっとしてない。
どこの海外のパン屋さんもこんな感じなのかな?昔アメリカでパン屋に行ったら、すべてに濃い味とかハーブが練りこんであって、「プレーン」っていう概念がなさそうだったな。
で、ハッチの大好物であるチョココルネを、インドでも作れるように習ってきました!
日本にいる時は定期的に通っていた隠れ家的なパン屋さん。手ごねです。
まず粉と砂糖、塩、バターを入れて混ぜて、こねてから一時発酵。
その後8等分して空気を抜き、長細く伸ばしてから、円錐形の型に、端からくるくる巻いていきます。それを長ーく伸ばしてくるくる・・・
なるべく長くして5巻きくらいするとカッコつくようです。
焼きあがったら型を外してクリームを絞り出し袋に入れて、詰めたらできあがり。
ちなみにカスタードクリーム、チョコクリームは、卵なしで作れるんです。
コルネを作るにはこんな道具が必要なのだけど、太っ腹な先生(細いけど)が型までくれました!
パンを焼いてる間に、まかないランチを教えてもらいながらみんなで作ります。これがまた楽しい時間。
豆乳みそきのこのスープ、五穀米のごはん、くるみのポテトサラダ。
焼きパプリカのマリネ、キャベツのサラダポン酢添え、豚肉の味噌漬け。
どれも家では作らないメニューだな。
豚肉の味噌漬けは味噌大4、みりん大4、酒大2、中国山椒少々、はちみつ少々を混ぜて1時間くらい漬け置いて焼き付ける。フライパンでもグリルやトースターでもOK。
臭いのきついインドの豚肉に有効な調理法!
パプリカは半分に切って、網で焼いてから冷水に取り、皮を剥いてオリーブオイル、バルサミコ酢を同量撹拌してトロッと乳化させてからマリネする。
パプリカは肉厚なのが常にインドでも売ってるから、これも作れる!
ポテトサラダは細かく刻んだくるみと30分くらい水抜きしたヨーグルトを同量合わせ、塩で味付けして茹でてつぶしたジャガイモと和えるだけ。
卵アレルギーでも食べられるポテトサラダ。
ジャガイモもインドのは美味しいんだよね~
どれも簡単なひと手間でぐっと美味しくなる。
しかも(先生はそんなつもりはあまりなかったと思うけど)どれもインドで再現できるものばかり!
ありがとうございました。インドでも作ってみます。今日もご馳走様でした!
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