大谷石の街で味わう「象の家」のタイ料理と「アイランド ストーン コーヒー ロースターズ」のカフェオレ

日本から見たタイ

タイから帰ってきて8ヶ月が経とうとしている10月。紅葉が美しい季節の中、大谷にある「象の家」に行ってきました。

不思議なアジアンテイストのレストラン

店内は懐かしいブルー&ホワイトの食器。チムチュム鍋も見えます。メニューはコース料理が中心で、2人以上の注文が基本。

パッタイのコースや、インドかタイカレーを選べるランチコース、そのほか3種類くらいのコースがあり、ラインナップは豊富。2人でそれぞれ違うコースを頼めば色々食べられるんだけどなぁ。それが唯一残念な点でした。価格帯は1人1300〜2000円。この日はパッタイのコースを頼みました。一品料理もいくつかあったけど、追加で頼むような感じかな?プーパッポンカリーがあったのが印象的でした。

パッタイと、トムヤムクンスープが絶品

まず出てきたのがこちら。

梨とグレープフルーツのサラダ。ココナッツのフレークのようなものがかかっていて、一気に南国の味に。グレープフルーツが、タイでよく食べていた「ソムオー」(和名はザボン)を思い出させて、気持ちもほろ苦くなりました。後ろにあるのは飾りの「カービング」という技法で彫られたカボチャと思われます。これは食べられないのですが、テーブルが一気に華やかに。カラフルで華やかなタイの雰囲気が感じられます。

トムヤムクンは旨味が強くて懐かしい味!これこれ!この味!と思える味わいでした。

本日のサイドディッシュとして出てきたのが、こちら。太い春雨のような麺とエビで、タイ料理とは思えない優しい味わい。なんていう料理なんだろう?

そしてこちらが食べたかったパッタイ。パッタイはタイでもお店によって結構味が違う印象があるのですが、このパッタイは辛くなく、旨味が強い、日本人が絶対好きな味わいに仕上がっていました。タイ料理だけでなく、ベトナムの春巻きやインドのカレーもあって、でも店内は大谷石でできた倉庫をリノベーションしたような空間。不思議なアジアンテイストでした。

溢れるような植物の中で味わうコーヒー

もう少し時間があったので、近くのコーヒーショップ「アイランド ストーン コーヒー ロースターズ」へ。店内にはクリスマスリースが飾ってありました。ハーブのようないい香りがするリースは、もみの木ではないそうですが、新鮮な冬の香りがしました。

写真ブレブレすみません。リースは1年はもつそうです。価格帯は3000円くらいから。電話で注文して、言われた日に取りに行くと確実に入手できそうでした。欲しい…!

他にも花や植物が満載。その奥に大きなコーヒーのロースターがありました。本格的。

2階からは自然に満ちた風景が見晴らせました。お客さんが多かったので撮れませんでしたが、目も心ゆっくりしたいとき、一人でふらっと来たくなるお店です。

栃木の底力を感じる大谷

Googleマップを見てみると、大谷には他にもインドカレーのレストランや、オシャレなカフェ、大谷石を取り扱う雑貨屋などがありそうです。メジャーな日光や那須でなく、大谷という小さな街ですら、オシャレ度の高いお店があるというのが、栃木の層の厚さを感じます。近くにある大谷資料館も有名で、映画やドラマの撮影場所としてもよく使われているそう。2020年の都道府県魅力度ランキングでなんと最下位となった栃木県ですが、単に知られてないだけで、魅力の詰まった場所であることは、住んでいれば分かります。また大谷始め、栃木県各地の魅力を伝えていきたいです!

「象の家」栃木県宇都宮市大谷町1092 電話028-652-1422 営業11:30〜14:00 17:30〜23:00月曜定休

「アイランド ストーン コーヒー ロースターズ」栃木県宇都宮市大谷町1172電話028-688-0467営業10:00〜17:00

コメント

タイトルとURLをコピーしました