ルアムジャイホームステイプログラムに参加しました。
ルアムジャイのホームステイとは
簡単に説明すると、「日本語を勉強しているタイ人高校生をバンコクの日本人家庭でホームステイすることで、彼らのモチベーションを上げる」という試みで、長年続けられている活動なのです。
高校生と会うまでに、お互いに自己紹介カードをやり取りしたり、受け入れる日本人家庭同士が3回ほど集まり交流したりして、
「受け入れ経験者に話を聞く」
「どんな受け入れにするのか話し合う」といった心の準備をします。
受け入れ当日の流れ、一日目にやってみたこと
当日、タイ南部のチュンポン県から遠路はるばるバンに乗って、6時間くらいかけてバンコクへ、みんながやって来ました。この学校だけで20名弱だったかな。今回はあともう一校来ていました。
対面式で我が家が受け入れたのは、高2の可愛い仲良し2人組で、OちゃんとKちゃん。
手には私が書いた「自己紹介カード」を大事に持ってくれていました。話してみると、予想してた以上にこちらの日本語が通じない!
それで、怪しいタイ語と英語を駆使しつつのコミュニケーションとなりました。
喋ることはわりとできてるんです。でもこちらが言うことが聞き取りづらいみたい。そしてホントに言いたいことはとっさに出てこない感じ。
後から聞くと、日本語を喋るのが「ちゃんと言えないから恥ずかしい」という気持ちもあるようです。
日本の高校生が英語を話すときの心理と全く同じなんだなぁ。
でも、言葉がいまいち通じなくても長男ハッチと次女フローレンは遊んでくれるお姉さんが来て大喜び!
オセロもしたし、Wiiスポーツやカルタやウノなどのカードゲームが盛り上がりました。
子どもってすごいなと改めて感じた。
長女ラスカルは、もう半分大人なのでそこまですぐには打ち解けてなかったけど、
インスタグラムやYouTubeで日本の歌を歌ったりと、若者同士らしい交流をしていた。
ドクタースランプアラレちゃんのオープニングの曲や、Xjapanの「say anything」など意外なものがタイではメジャーみたいでした。そういえばどこか、タイじゃない国でもXjapanの曲がタクシーでかかってたな!あともちろんAKB48も!
みんなで絵を描いてみた
先輩のアイデアで、絵を描くのも楽しかったということで、お題を出してみんなで絵を描くというのにも挑戦。
順番にお題を出して、象、サンタさんイチゴ、ドラえもん、富士山、海…
思った以上に私のドラえもんか酷かった!もっと上手く描ける予定だったのに!!
旦那さんの最小限の線で描いたサンタもなかなかの破壊力。
これがOちゃん作。
これがKちゃん作。2人とも上手で丁寧!
富士山を描くときに2人とも必ず桜を共に描いてる点にご注目ください。
タイでは日本の富士山のイメージが桜とともに定着しているみたいです。
そういう「桜と富士山が撮れる」スポットがあり、タイから観光に来た人はそのスポットから写真を撮るのが定番だとか。
あと、「海」と言って2人とも椰子の木を描いたのも、南国出身なんだなと感じた。
きっとチュンポンの海はこんな感じなんだろうな、と思いを馳せてみた。
2日目にやってみたこと、食の好み
2日目の昼はラーメンを食べたのだけど、フジ1号店のそばにフルーツの屋台があり、それを見た途端Kちゃん駆け寄って何かを素早く買った!それが…
コレです!青マンゴー(酸っぱい)を唐辛子で和えたもの。その道を通っていつも見てたと思うのだけど、注文したことなかった。食べてみたら酸っぱい!辛い!!
そうか、こういうのが美味しいんだ。じゃあ日本食、かなり刺激が足りないんじゃ?!
と、唐辛子のどっさり入った瓶を渡したら、夕ご飯の日本のカレーにどっさりかけて「美味しい!」と食べてた。生野菜のサラダにもかけてた!なるほどー!!
真似してカレーに唐辛子かけたら私も美味しかったです。笑
でも後で聞いたら「辛いもの苦手」なタイ人の男子がいたそうで、この辺は個人差ありそう。
タイ人高校生が日系スーパーで買ったもの
彼女たちがフジスーパーで買ったものはこちら。
マシュマロ大好きだった!あと餅太郎。
チョコベビー。買わなかったけど、「ハトムギ化粧水」に大興奮していたのが印象的だった。
これフジスーパーだと450バーツします。日本円で約1530円。高い!でも彼女たちはこれに釘付け! さすが高校生女子!
3日目、解散式と別れ
剣玉や折り紙もして、最終日は解散式。みんなで楽しめるゲームをして、踊りを踊って、短いながら濃い時間を過ごしました。
本当にあっという間の三日間でした。末娘フローレンのこの週末の日記にはバイバイしたのが悲しかったと。本当に親子共々、色々な学びがありました。来年も受け入れてみたかったな。
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