栃木県にいくつかある「こども食堂」のひとつ、上三川のこども食堂に行ってきた。
入ると「おかえりー」と挨拶してくれる。じーん。
こども食堂のコンセプトは、こどもだけでも夕ご飯が食べられるお家のような食堂。夕ご飯がちゃんと食べられてない子どものために、という目的があり、東京で始まったこういうコンセプトの食堂は、場所によって様々な形を取っている。
ここ宇都宮の上三川では、子育てを1週間頑張ったお母さんが、ホッとするために利用している人が多いようでした。こういう取り組みって、割と最近始まった気がする。インドに行く前の2014年まではこんな施設なかったよな。
普段気を使う子連れのレストラン、ここなら子どもの遊ぶ場所もあるし、遊んでくれる大人もいる。
こんな感じ。子どものために辛くないタイカレー、美味しかった。ガスオーブンで焼いたという、鶏肉のオーブン焼きが子どもたちに大ウケ。塩とにんにくをすり込んで1晩置いただけ、だって。そんな簡単な味付けとは信じられない深い味!
こんなふうに遊ぶ部屋もあり、大人はゆっくり話もできる。私が行ったのは水曜日だったので貸し切り状態でしたが、金曜日ともなるとたくさんの人で賑わうらしい。水曜日はランチもやってます。ランチからの夕ご飯!と長居する人もいるそう。
二階では古着交換の場所もあり、持ち込むものにエピソードタグ(そのものの紹介文)を付けて持ち込むと、その中から気に入ったものと交換できるんだって。面白いなあ。
↑全国のこども食堂の情報がわかります。
この上三川のこども食堂は載ってなかったけど、宇都宮にもうひとつある昭和こども食堂が載ってました。今後も増えていくといいなあ。
上三川のこども食堂の情報はこちら
ここの管理人さん、きくあつさんのブログです。
きくあつさんは、お金が介在しない暮らしを目指す、という考えを持って行動していて、
まず利益を出さなくちゃ、という資本主義的な考えに染まった私には驚きの存在でした。
こども食堂と言っても大人だけでも行けますので、近隣の方は是非行って見てください。
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