ドバイに着いて2日目の朝。何気にノープラン。
砂漠を見たいんだけど、どうやって行けばいいの?ツアーを頼むしかないか?
でもツアー頼むとホテル午後4時出発、夜9時着みたいなのしかない。後半2人くらい寝そう。そして身動き取れなくなりそう。
フロントに相談すると、「今から車をチャーターできますよ。12時出発で、16時に帰って来れます。でも砂漠、お昼は暑いですよ。」
と親切に教えてくれる。あ、だから夜に行くのか。うーん…でもやっぱり時間優先で12時出発で!
で、高速かっ飛ばして着きました。
砂漠!!
これを見たかったし、子どもたちにも見せたかった。
普通の道路からイキナリ砂漠に突入したと思ったら、イキナリのジェットコースターみたいな道。寝ていたチビ達びっくりして起きた!!
そのままいわゆるサファリライドみたいな、タイヤの空気圧をぬいてアップダウンを楽しむとゆードライブに突入。
こ、怖い!!!!
Enough!!!! Enough!!!!!と叫ぶと
ええっ?!もう?!と残念がるドライバー。
次はキャメルライド。長女ラスカルと私、旦那氏と乗ってみる。チビ2人は拒否(笑)
これ終わったらすることなくなったし帰るか〜。
これ終わったらすることなくなったし帰るか〜。
ラスカルが記念に砂を持って帰ると集めておる。
甲子園か?
と、両親突っ込むが、娘には何のことか分からないそう。
野球に全く興味の無い11歳女子・・・甲子園と砂の話も知らないのか・・・
砂漠は暑かったけど、インドのマックス暑いのを体験しているからか、帽子とサングラスでなんとかなりました。
そのままドバイモールへ。
モールの中でひときわ目を引いたのは、黒いアバヤ姿の女性たち。
写真から伝わるかしら?セレブの香り・・・
一見地味に見えるけど、カバンとか化粧とか、見えてる部分が派手。
黒い服の下にはカラフルなドレスなどを着てるそう。家ではアバヤは脱ぎます。
白い姿の男性たち。カンドゥーラという正装です。同様にやはりセレブオーラ満載。みんな手にiPhoneを持っている。この黒い人と白い人が夫婦である確率高し。
そしてアラブの夫はかいがいしく妻の荷物を持ったりするらしい。見ていても仲睦まじい雰囲気。
私は今まで欧米人に対する憧れ?みたいなものを持っていて、やっぱり世界のトップは欧米文化であろう、と心の奥底でぼんやり思っていた。
でもここに来て、西洋、東洋以外に中東という世界がある!と改めて目からウロコの思いだった。
歴史もあるし、文化も素晴らしいし、西洋とはまた違う方向性で発展していってる。
インドは中東ではないけど、もしインドにお金がたんまりあってやりたいようにできるなら、やっぱりこんな風に豪華絢爛なもので埋め尽くしたいんだろうなと思う。
アラビアの王様とマハラジャの王様、方向性が似てない?
中東の今までの私の勝手なイメージは、紛争が絶えなくてなかなか発展できないでいる世界だった。
もちろんそんな地域もあるのだけど、栄えてる国は凄まじく栄えている。ここだけではないと思う。
石油だけの力ではなく、そもそもこの世界の根っこを支えているのはイスラム教で、やはり宗教がうまく機能していると感じた。
この国では、この白い人と黒い人が実権を握っていて、労働する人達はみんな海外からやって来た人が中心のようだ。
欧米人、アフリカ人、フィリピン人、中国人、インド人、パキスタン人・・・日本人も。
凄い多民族国家。
インドでは広い国の中から、田舎から都会へ出稼ぎに来たり、もともとあった身分制度の名残で低い身分だった人が労働を担ったりしている。
ドバイでは、それが国力の差として如実に現れていると感じた。
そして、他の中東の国についてもっと知りたいなと思った。
アラブ文化にもっと触れたい!!
ドバイモールで見るべきは、世界最大の水槽。
中にトンネルがあり、そこに入るにはお金がいるのだけど、外で見るには無料。
もうひとつは紀伊國屋書店。
奥の方に日本語の書籍が、中ほどに日本のおもちゃやアニメフィギュアなどが売っている。
ドバイでも日本のアニメ、凄い人気らしい。
カンドゥーラ着たオタクを発見。いるんだ!
言葉はわからないが、フィギュアについて熱く語り合う口調や雰囲気は同じ!
料理の本に、ドバイの辰巳琢郎?みたいな本の表紙発見。
気づかなかったがダイソーもあったらしい。
何円ショップだったのか、それだけが気になるところである。
そしてもう一つは、6時から30分ごとに開催される5分間の噴水ショー。これまたタダ。音と光と水が一体となって綺麗。迫力!
今回はアラビアンミュージックだったが、様々なバージョンがあるらしい。
YouTubeで ドバイ 噴水 と検索すると色々出てくる。
噴水ショーを待つ人々の間に交じって、少しずつ暮れていく外の空気を感じる。背景には、これまた世界一のタワー、ブルジュ・ハリファ。
中に登って夜景見たりするのもオススメらしい。
噴水ショーを見てから夕ご飯をフードコートで食べ、なんだかんだしてたら遅くなる。
ホテルに帰って来た時刻、9時半。子どもたち意外と起きてた!
夜の砂漠ツアーに行けたんちゃう?
と思ったが、まあ噴水ショー見れたしいいか。
キャメルライド
アバヤ姿の女性
カンドゥーラ姿の男性
ドバイにもある紀伊国屋!
世界一高いブルジュ・ハリファ
噴水ショー
噴水ショーを見るために待つ人々たち
コメント
SECRET: 0
PASS:
濃~いレポート、流石です!
アバヤの女性とかナイスショット。
撮りたかったけれど、逮捕されることも…とか聞いて撮れませんでした(笑)
中央の女性の胸にツアーのシールのようなものが見えるので、近くの湾岸諸国から来た観光客かしら。
砂漠への4WDチャーターは高かったのでは?
私も飛行機以外の高所恐怖症なので
象は二度と乗りたくないけれど
ラクダは大丈夫でしたよ(^^;;
ドバイモールからホテル往復は地下鉄乗りましたか~
SECRET: 0
PASS:
砂漠の砂お持ち帰りとかラスカルちゃんいいセンスしてる!!
てか、この記事読んでたらセックスアンドザシティを思い出しました笑
SECRET: 0
PASS:
>1185690さん
逮捕・・・汗
知らぬが仏でした。
チャーターは高かったですが、もはや何も安くないので仕方なく頼みました(=_=)
地下鉄乗りたかったけど、今にも寝そうな子どもたちがいたので、諦めました。
凄く素敵なんですよね。1185690さんは乗られましたか?
SECRET: 0
PASS:
>まめちっちさん
海でも貝殻集めたり、子どもって何かを拾うのが大好きなんですな。
セックスアンドシティみてない。ドバイ出てくるの?